小学校1年生への入学。
それは、大人が思う以上に、子どもにとって大きな変化です
幼稚園や保育園から、小学校という“社会のはじまり”へ。
毎日が新しいルールと環境の連続で、気持ちも体もフル回転。
大人から見れば「元気に通っている」と思えても、
子どもは毎日、静かにがんばっています。
「行きたくない」と言えたこと、それ自体がサイン

ある日、私の知人のお子さんが、
小学校に入って3日目で「行きたくない」と口にしました。
最初は「大丈夫そうに見えたのに…」と驚いたそうです。
けれど、話を聞くうちに気づいたのです。
子どもは、言葉にできない思いをいっぱい抱えながら、がんばっていたということに。
私自身も、子どもが学校に行けなくなって初めて、その辛さに気づいた経験があります。
小学校は“社会への第一歩”
幼稚園では、先生たちが常に目を配り、園児に寄り添ってくれます。
でも小学校では、先生は1年生から6年生までを見守ります。
社会的なルールも増え、「一人の人」としての関わりが始まります。
この変化は、大人が思う以上に子どもにとっては大きな壁になることもあるのです。
「どうしたの?」より
「大丈夫だよ」
子どもは、自分の気持ちを言葉で説明することが苦手です。
「どうして行きたくないの?」
と理由を問い詰めても、うまく言えずに、心が閉じてしまうことも。
そんなときに大切なのは、
「理由」ではなく「気持ち」に寄り添うこと。
問いかけよりも、安心を伝えることです。
たとえば、子どもの背中にそっと手を当てる。
背中は不安を感じやすい場所。
そこに触れるだけで、安心がふわっと広がります。

会話がなくても、ぬくもりで伝わる安心。
もし子どもが疲れていたら、まずはそっとしておきましょう。
「今日はどうだった?」
「友達できた?」
そんな何気ない言葉でさえ、子どもにはプレッシャーになることがあります。
背中に手を当てて、
「大丈夫だよ」の気持ちを伝える。
それだけで、子どもは安心し、
自分のタイミングで話をしてくれるようになります。
ごまかしの言葉が、子どもの心を曇らせることも。
学校に行けず途中で帰ることになったとき、
すれ違う友達に「お腹が痛いから帰るの」と説明した経験、ありませんか?
大人は子どもを守ろうとして言ったことでも、
子どもにとっては
「本当のことを言ってはいけない」
「自分は嘘をついた」
と感じてしまうこともあるのです。
その経験が、罪悪感や“自分を隠すクセ”につながってしまうことも。
本当は、
「行きたくない」
「不安だ」
というだけの気持ちなのに、
それを「隠さなきゃいけないこと」にしてしまわないように、
ありのままの気持ちを受け止めてあげたいですね。
こんな変化、ありませんか?
テレビの音をやたら大きくする
醤油やソースをドバっとかける
味が濃くないと食べた気がしない様子
これらは、心がストレスを感じているサインかもしれません。
ストレスで耳が敏感になったり、
味覚が鈍くなったりすることもあります。
「背中にママがいる」と感じるだけで安心

小さなお子さんなら、抱っこして背中を包み込むようにしてあげてください。
背中は“見えない領域”だからこそ、不安になりやすい場所。
そこに、ママのぬくもりがあるだけで「守られている」と感じるのです。
マザーズタッチは、そんな「安心」をぬくもりで伝えるケアです。
最後に
「学校に行けない」
「幼稚園に行きたくない」
「会社に行きたくない」
私たち大人も、時には同じ気持ちになりますよね。
そんなときは、「なぜ?」ではなく、
「どんな気持ち?」に目を向けてください。
言葉では届かない想いは、
背中から、手のぬくもりから、ちゃんと伝わります。
マザーズタッチは、
あなたの大切な人の心をやさしく包み込む、愛情のかたちです。



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